POMPADOUR OF PROLOGUE POMPADOUR OF PASSION

創業のお話

最高のパンと最高のサービスを求めて

1968(昭和43)年、創業者三藤喜一は、当時のパン業界で主流だった大量生産型のベーカリーの将来に見切りをつけ、 多品種少量生産のオーブンフレッシュベーカリーを開くことを決心します。資本力がものをいう業界内での競争から抜け出した 「誰も追いついてこられない世界」を求めてのことでした。時代に逆行するかのような新しい企業経営。コンセプトは「最高のパンを最高のサービスで」 今までにない本格的なパンをつくるため、本場ヨーロッパから2人の職人をフランスパンとデニッシュの技術指導者として迎えました。 完成したポンパドウルの味は、オープン後も何年もかけて日本の技術者に伝授されました。また、小麦粉は厳選した材料を、オーブンはヨーロッパ製を輸入。そのパンをより良く提供するための販売員の教育にも力を入れました。

こうして、1969年(昭和44年)横浜・元町に第一号店がオープン。 本場仕込みの焼きたてのパン。種類は豊富で、量産しないパンづくり。ヨーロッパの2人の職人によって伝えられたポンパドウルの味は、 今もしっかりと受け継がれ、お客様に好評をいただいています。

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main_img REASON FOR THE SHOP NAME POMPADOUR OF PASSION

店名の由来

拝啓、ポンパドウル夫人。お名前を拝借。

ポンパドウルという名前には理由があります。この名は、18世紀のフランスで芸術と文学を愛し、美食家としても知られたポンパドウル夫人から名前をいただきました。 彼女は、フランスで初めて、本格的なパンづくりに取り組んだ女性でもあります。 マダム・ポンパドウルの足跡、その美しさや優雅さ、そして軽やかな語感は、創業当時、私達が描いていた「思い切り高級で優雅な欧風ベーカリー」という店舗イメージにぴったりでした。 こうして「ポンパドウル」という名前が生まれたのです。ポンパドウル。 今は、多くのお客様に親しみ、愛されている名前ですが、創業当初、名前が決まるまでには、様々な議論が尽くされ、名前の候補は軽く100を越えるほど大変な難産でした。 お客様が「ポンパドウル」と呼んでくださるたびに苦労して選んだ甲斐があった、と思います。

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MOTOMACHI AND POMPADOUR RED POMPADOUR OF PASSION

元町とポンパドウルレッド

ポンパドウルのイメージと合致する街、上質へのこだわりを象徴する赤

1969(昭和44)年11月29日、横浜・元町にポンパドウル第1号店がオープンしました。 なんとなく元町を選んだわけではありません。最高の場所に第一号店を出したかったのです。 元町は、ハマっ子が認めるおしゃれな街。海を越えてやってくる西洋文化が、最初に入ってくるエキゾチックな街。 そして、いつも新しいものに出会える街です。売り場のイメージコンセプトは「思い切り高級で優雅な欧風ベーカリー」。 この売り場イメージが道行く人々の注目を集め、第1号店はオープン初日から嬉しい悲鳴が聞こえるほどの大盛況。 元町のストリートには連日“ポンパドウル・レッド”の袋をもつ人々が溢れました。
そして現在“赤い袋”に包まれたポンパドウルの焼き立てパンは、多くのお客様から支持をいただき、全国各地へと広がっています。

売り場に併設されたパン工房、厳選した小麦粉を用いて粉から仕込む本格的な製法、 本場ヨーロッパの職人から受け継いだフランスパンとデニッシュの技術――そのひとつひとつに込められた“上質へのこだわり”を表現したのが、 私たちのシンボルである「ポンパドウル・レッド」のパッケージなのです。

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main_img ONE STORE ONE BREAD FACTORY

一店舗一工房制

パンは焼き立てが一番おいしい。だから、工房は店内にあります。

鍋料理は煮立つ湯気の中、ふうふう言いながら食べるのが最高。 パンの場合は、焼きたて。ポンパドウルはフレッシュな味とクオリティにこだわり、全店が一店舗一工房制になっています。 その店舗で販売されるパンを毎日粉から仕込み、焼き上げる。集中工場で焼かれたパンが配送されるのではなく、窯から出たパンをすぐに店頭に並べることができます。 一店舗一工房制を守り続けることは容易なことではありませんが、製造と販売が一体となって、お客さまの反応を見ながらパン作りができる大きなメリットがあります。 今日人気のあるパンはどれか。品切れになりそうなパンはどのパンか。売り場の人間が状況を判断し、工房にオーダーを出します。 工房の職人はそのオーダーを納得した上で、次のパン焼きに移ります。この連携プレーが胸を張って「おいしいパン」と言えるパン作りを実現しているのです。

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オールスクラッチベーカリー

ひとつひとつ小麦粉から生地を作って焼く。正真正銘の手作りパン。

最もおいしいパンは、仕込み・一次発酵・分割・ベンチタイム・成形・二次発酵・焼成という複雑な製パン工程を休みなく一貫して行う「ストレート製法」によって作られます。
ポンパドウルでは、売り場に並ぶほぼすべてのパンをストレート法で作ると同時に、すべての工程を売り場に併設した工房で行う「オールスクラッチ方式」を採用しています。
一般的なベーカリーは集中工場で生産した冷凍生地を使用する経営効率の良い「ベイクオフ方式」を採用しています。しかしポンパドウルは、あえて非効率なオールスクラッチ方式を創業以来守り続けています。
一つひとつのパンにパン職人の愛情を込めて手作りしてこそ、より多くのお客様にご満足いただけるおいしいパンを提供できると考えています。

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main_img ANYTIME FRESHLY BAKED POMPADOUR OF PASSION

多数回焼成

「フランスパン、焼き上がりました!」その声を聞いてお客様が集まります。

焼きたてのフランスパンの味わいは格別です。この最高のコンディションをいつでもお客様にお届けしたくて、ポンパドウルでは1日中店頭に焼きたてのフランスパンが並ぶようにしています。
ポンパドウルのパンは冷凍生地を使わずに粉から生地をつくるストレート(直ごね)製法。材料から仕込み、成型、発酵、焼成まで実に6時間もの時間を要します。 つまり、早朝4時から生地の仕込みを初めてやっと朝10時の開店と同時に焼きたてのフランスパンを店頭に並べることができるわけです。 これを実現するのは決して楽ではありません。けれど、「本当においしいパンを届けたい」という思い、「フランスパンはどこにも負けない」という自信を持っているからこそ、 これが最善のやり方なのです。自分たちが魅せられた本当のおいしさを維持するために、一人ひとりが鮮度や品質にこだわって、お客様に最高の美味しさを届けるために、 パンを焼き続けています。

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VARIETY OF BREAD POMPADOUR OF PASSION

多品種少量生産

レシピは1300種類。お店には140種類のパンが並びます。

ポンパドウルのパンは創業以来増え続け、現在のレシピはなんと1300種類以上。 ひとつの店舗が揃えるのはその中から100~150種類、約半数はどこまでも親しまれている定番商品ですが、 残りは各店の販売マネージャーがレシピから地域のお客様のニーズに応じて製造スタッフにオーダーを出します。その店の個性が出せるようになっているわけです。
いつ来ても新しいパンに出会える。
出会う楽しさと選ぶ楽しさをお客様に。
おいしいパンを作ることと同時にポンパドウルが大切にしていることです。

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NEW ITEMS DEVELOPMENT POMPADOUR OF PASSION

品質・衛生管理

社員の提案やお客様の声から。毎月12日新作パンが登場します。

毎月12日は「パンの日」。
ポンパドウルでは毎月12日に新作パンを発売します。売場のゴールデンスペースに並べられた新作パンは、いわば売場の主役。自然とお客様の注目が集まります。 新作パンがご好評得た結果、定番商品になるのもよくあること。 お客様の声をヒントに開発されたポンパドウルオリジナルあんぱん「フランスあんぱん」は関東圏外初出店として1986年にオープンした九州・小倉店の開店を記念して発売したところ、購入のための整理券を配布するほどの人気を集め、 今やポンパドウルの定番商品になっています。
新作パンは2ヶ月に1回行われるモニター会議と新製品会議で決定します。モニター会議では、公募で選ばれた消費者モニターが新作パンを試食・討議。そこで出された意見やアイデアを取り入れて製品開発課スタッフが改良を繰り返し、新作パンが登場するのです。

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QUALITY AND CLEANLINESS POMPADOUR OF PASSION

品質・衛生管理

私たちの品質と安全性は、おいしさを追求した結果です。

品質・衛生(クリンネス)管理は、お客様に新しい味と出会いを楽しんでいただくために欠かせない要素です。この品質・衛生管理をさらに社内に浸透するために、 ポンパドウルでは毎年「品質・接客サービス・クリンネスコンテスト」を実施。これは役員をはじめとする社内審査員の抜き打ち検査によって、優良店を選出し、表彰するという制度です。 毎年行うコンテストによって全社的に品質・衛生管理の水準は高まってきています。
入賞することは、お店にとって大変な名誉になりますが、次の年は高い水準を期待されることになります。衛生管理を徹底するためには、努力を惜しまない、ポンパドウルの厳しい横顔があります。

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HUMAN RESOURCE DEVELOPMENT POMPADOUR OF PASSION

人材育成

店は、すべて人の手でできている。だから人への投資は怠りません。

一店舗一工房制・オールスクラッチ方式で本物のパンづくりを実践するポンパドウルだからこそ、人材育成が最重要。 「お客様の喜ぶ顔が見たい」という思いで数々の研修と経験を積んできた習熟度の高い製パン技術者と「お客様の感動に触れて自分を成長させたい」 という思いの販売スタッフによって店舗運営が行われています。ポンパドウルの教育・研修制度で最も特徴的なのが、 ベッカーマイスター・チャレンジ制度(製造技術資格取得制度)。パンづくりは本当に奥の深いもの。製造スタッフは、ベッカーマイスター初級・中級・上級へと進むために、 10年以上の年月をかけて幾度となくチャレンジし続けます。また販売スタッフはパンコンシェルジュ制度(販売技術資格取得制度)を受験し、 接客の基本からホスピタリティの精神を学ぶ機会を設けています。こうした技術研修を通じて、製造スタッフは工房の責任者である製造チーフへ、 販売スタッフは店舗の責任者である販売マネージャーへとキャリアップが明確に用意されていることも従業員が活き活きと働くことが出来る理由なのです。

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油壺研修センター

main_img FONDNESS OF FRENCH BREAD POMPADOUR OF PASSION

フランスパンへのこだわり

シンプルだからこそ奥が深いフランスパン

シンプルなのに深い味わいのあるパン。基本の材料も小麦粉・塩・水・イーストとシンプルそのもの。
それだけに作り手の手腕が問われます。温度や湿度、それに発酵や焼成の時間の加減で味がまったく変わってしまうため、 その生地の扱い方は「赤ちゃんを扱うように」とも形容されます。 じっくり手間と愛情をかけて初めて、美しく香ばしいフランスパンが生まれるのです。

おいしいフランスパンとはこうでなくては。

どんな料理にもマッチするシンプルな味わい。毎日食べても飽きない奥の深さ。
フランスパンにはちょっとうるさいポンパドウルが考える、理想のフランスパンとは。

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main_img FONDNESS OF FRENCH BREAD POMPADOUR OF PASSION

デニッシュ・クロワッサンへのこだわり

バターの香ばしい香りとサクサクを生み出す多層構造

パイのように折り重なった美しい層と、さっくりとした食感が際立つクロワッサン。生地とバターを同じ硬さに冷やして丁寧に折り込むことでパリッとしたクラストとパイにはない柔らかさが生まれます。

デニッシュは、リッチな配合で油脂を包みこみ27層の生地をつくります。いろいろな形にしてクリームを絞ったり、フルーツをトッピングしたり、チョコレートをコーティングしたりできる魅力あふれる菓子パンです。

美しくおいしいデニッシュは一日にして成らず

生地とバターや油脂を折り重ねることによって生まれる美しい層と彩り豊かなバリエーション。
クロワッサン・デニッシュにこだわるポンパドウル。
なかでも理想のクロワッサンとは。

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